工事業種を増やす努力をしていますか?
塗装業者選びのポイントの一つに工事業種を増やす努力をしているお店ですか?というポイントになります。

専門店でも評判の良いお店はお客様からのあらゆるご要望を請けるようになっていくというのが現実であるため、段々と対応できる工事業種を増やしていく努力をしているというよりも、お客様からのご要望にお応えする努力をしているという方が正しいかもしれませんね。
ただし、このようなことはすべてのお店にあてはまる条件ではありません。むしろ、社長入れて10人以下の小さなお店の場合には、専門特化している方が確実に良い仕事をしてくれます。
また、経営者になると売上を上げる努力は意識しやすいのですが、対応できる業種を増やしていく事は「したい!」と思ってもなかなか時間がかかるものです。
一つの専門分野であれば、社長の経験があればある程度対応はできるものですが、複数の専門分野をもつためには、社長には本当にお客様のための良いリフォームをしたいという断続的な「情熱」と情熱の延長線上にある「理念」と、「高い人間性」を兼ね備えなければなりません。
ただし、外装のリフォーム関係であれば、塗装工事、シーリング工事、防水工事、屋根工事、板金工事、大工工事を自社職人で対応できるようなお店が理想ですね。
今は県に数社程度しかありませんが、これからはそのようなお店が少しずつ増えていき、益々リフォーム工事専門店が身近に感じられるようになるものと思います。
次回以降のリフォームに向けても、そのような素地のなる方に今回の塗替えから発注してあげられるといいですね。(日本建築塗装職人の会)